2012年2月2日星期四

WBA世界バンタム級タイトルマ

ゴヤール WBA世界バンタム級タイトルマッチ(2011年8月31日 日本武道館) WBA世界バンタム級王者・亀田興毅(24=亀田)は23日、都内の亀田ジムで、2度目の防衛戦の国歌独唱を演歌少女・さくらまや(13)が行うと発表した。会見に同席したさくらが9月7日にリリース予定の新曲「私からあなたへ」を歌い“こぶし”の利いた歌声を披露。V2戦を8日後に控えた興毅は本番までに己の“拳”をさらに磨いてリングに上がることを誓った。 興毅の“拳”と、さくらの“こぶし”が前哨戦を繰り広げた。会見に臨んだ興毅が「俺とまやちゃんのどっちの“コブシ”が強いんやろか。ええ勝負やで」と天才演歌少女の隣で話した時だった。「私もこぶしを利かせて頑張っちゃおうかな」。突然、さくらが立ち上がると「私からあなたへ」を生歌で披露した。 「私から~、あなたへ~」――。さくらのデビューシングルの作曲を務めた岡千秋氏に「美空ひばりの再来」とまで言わせた美声に、興毅もたまらず「素晴らしい。びっくりや!俺も(拳を)磨いとかなアカン」とダウン寸前。“コブシ対決”の負けを認めた。 今回、13歳のさくらを抜てきしたのには理由があった。「これからは若い子でもっとボクシングを盛り上げていかな」という興毅は、7月末にU―15ボクシング全国大会の出場者全員にV2戦の招待券をペアでプレゼント。彼らを喜ばせるために セブン-イレブン・ジャパン(本 同年代のさくらを選んだ。ラウンドガールで起用する熊田曜子、手島優、杉原杏璃の“グラドル”は大人向けサービス。「ボクシングファンも含め、それ以外の人たちにも幅広く注目してもらいたい」とボクシングの普及のためにさまざまなアプローチを考えている。 「広げよう復興の輪」と銘打った2度目の防衛戦。「テレビをつけてくれた被災者が“亀田面白いことしてるやんか”と少しでも喜んでくれたらそれで成功。大成功や」と東日本大震災の被災地への思いも巡らせた。「人事を尽くして天命を待つ」。ファンが待ち望むのはリングで拳を効かせた興毅のKO勝利だ。 ▽さくら まや(本名・草野真耶)1998年(平10)7月26日、北海道生まれの13歳。08年12月に「大漁まつり」でCDデビュー。09年に日本レコード大賞「新人賞」、日本有線大賞「新人賞」をそれぞれ史上最年少の11歳で受賞。08年12月のDynamite!!で自身初の国歌独唱を行った。1メートル42、血液型O。卓球女子のロンドン五輪代表で右肘痛から回復した福原愛(ANA)が23日、中国・蘇州で開催される中国オープンに出場するため羽田空港から出発した。 7月に全治3週間と診断された右肘の状態は8、9割程度まで戻ったという。福原は中国のトップ選手が出場する大会に向けて「不安はあるが、出るからには何かを持って帰りたい」と意気込んだ。 【ワシントン=岡田章裕】23日

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